私が担当している仕事の主なものとして、生乳受入作業があります。各酪農家より搾乳された生乳がタンクローリーによって工場に運ばれ、計量後に検査工程を経て受乳タンクへ送液。その後、受乳タンク洗浄、殺菌乳積み込み、受乳タンク送液ライン洗浄、受乳タンク乳温・乳量確認と一連の各作業があります。この仕事に従事して得たのは、豊橋、田原産の生乳を運んで来るタンクローリーのドライバーさん達との交流や、酪農家さん達の苦労話が聞けること。このほか北は北海道、南は九州、長崎産の広域生乳もトレーラーで運ばれて来るため、こちらも地方の様々な話を聞き情報を得る事ができました。工場内での作業者では、この様な機会は中々ないと思います。
入社後に感じたのは、先輩、上司共に大変接しやすいということ。入社直後の4月早々に「お花見やるから時間があれば今日おいでよ!」と誘われた時も、上手く話ができるか心配でしたが、会話も弾み楽しい会になったことを覚えています。その後も労働組合主催のボーリング大会、バーベキュー等に積極的に参加し他部署の人達との交流も深まりました。これまでに発酵乳、冷菓、生菓子、市乳部門に携わり、デザート関連のミックスの調合や、様々な製品を作るための充填機、牛乳またデザート類を殺菌する殺菌機などの操作も習得し26年の勤務になります。しかし機械も時にへそを曲げる事もあり、上司や先輩と力を合わせ夜遅くまで修理・調整した事もありました。その時は辛く大変でしたが、今となってはその苦労がスキルアップにつながっています。
私も豊橋出身で幼少期から中央牛乳を飲んでいます。小学校、中学校の給食の牛乳も休み以外は毎日飲みました。クラスの誰かが欠席すると、いつも始まるのが牛乳ジャンケン大会!お昼のメインイベントでした。(中学生の長女と長男に聞くと、今現在も男女関係無くジャンケン大会を開催しているようです。)今の若い子供達からこの様な話を聞くと、思わず顔がにやけてしまいます。またスーパーへ行った時に買い物している方のカゴをチラッと見て中央製乳の商品が入っていると「よっしゃー!」と、心の中で叫びます。会社の品質方針・食品安全方針に「“地元の牛乳は地元で消費”をモットーに、食品を通じ、社会の安全、健康及び顧客満足を最優先に活動する。」を掲げています。あなたも一緒に地元企業としての役割を果たしてみませんか。